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「山の天候は変わりやすい」と良く言われますが、企業の置かれている環境も刻々と変わり、
そのスピードは早まる一方である。悪天候、登りもあれば降りもある経営という険しい道のりを共に
歩むパーティーの一員でありたい。そして、共に山頂の景色と達成感を共有したい。
経営という言葉は、「経」と「営」からなる。「営」とは文字通り営むことであり、
広義の営業であり、攻めをイメージする。一方、「経」とは広義の経理であり、管理業務である守りをイメージする。
この「経」と「営」が両輪となってパーティーを引っ張って行く必要があります。
「経」の効率的な仕組みを作り、
「経」を担う人材を育成し、
「経」に関する有益な情報を提供することで、
「営」を支えることが使命だと考えています。
弊社コーポレートアイデンティティでは、とっつきにくい「経営」という言葉を
できるだけ分かりやすく伝えたく「山」というキーワードを抽出し
そこから無限に広がる世界観を表現しました。
まずは、コンセプトでも書いたように経営は登山に例えることができます。経営者と共に
山頂に景色と達成感を共有したいと強く思っています。
次に経済学の原理としてグレシャムの法則で知られる言葉に「悪貨は良貨を駆逐する」という言葉があります。
これは、経営者が目先の日々のルーチン作業に追われ、本来の仕事である創造的な経営ができていないことを示す言葉です。
「作業」で一日に稼げるお金は、せいぜい2万円～3万円程度、
「管理」で一日に稼げるお金は、作業員を５人抱えていたとして10万円～15万円、
ところが、経営者が「経営」の仕事に立ち返ったとき、一瞬にして将来利益を稼ぎ出してしまうことがあります。
知恵を使って仕組みを作って大きなお金を動かすことが可能なのです。
中小企業においては、人員も少なく社長が「作業」することも大切ですし、
率先して背中を見せることは非常に大切です。しかし、そんな中でもきちんと「経営」の時間を作ることはもっと大切です。
最後に、私、本人がアウトドア好きということもあり少しだけ個人的な好みも含んでいます！